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ゴミ屋敷

トラブル事例や条例から見る「東京都内のゴミ屋敷事情」

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今や社会問題ともなっている「ゴミ屋敷」。片付けられないと苦しんでいらっしゃる方がいる一方で、ゴミ屋敷の住人が「これはゴミではない」と主張して近隣トラブルに発展するケースもあります。それは首都・東京でも当然例外ではなく、住宅が密集している都会である分、ゴミ屋敷問題に悩まされている方が最も多い地域といえるかもしれません。

今回はゴミ屋敷を片付けたいと考えている住人本人やご家族はもちろん、ゴミ屋敷問題に巻き込まれている近隣の方にも役立つゴミ屋敷事情をご紹介していきたいと思います。

【目次】

1. 都内のゴミ屋敷によるトラブル事例

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都内では、日々ゴミ屋敷が原因のトラブルが発生しています。具体的な事例をご紹介していきましょう。すべて実際に都内で起こったトラブルです。

1-1. 訴訟にまで発展したケース

東京都内某所にある2DKのアパートでのこと。1人暮らしの男性の部屋には、床から天井まで1.9メートルものゴミが積まれていました。窓はふさがれ、何とトイレやお風呂も使用不可能な状態だったのです。そんなゴミ屋敷と化してしまった状況をたまたまオーナーが知ることになり、訴訟となりました。

住人が3ヶ月以上家賃を滞納していたことが後押しとなり、オーナー側が勝訴。強制執行でゴミ屋敷の片付けがなされたのです。当然、住人も強制的に立ち退きすることになりました。

しかし、裁判費用や清掃費用でオーナーの自己負担額は200万円ほど。一番の被害者はオーナーという事例でした。

1-2. 火災が発生したケース

ゴミ屋敷トラブルの中で最も危険なのが火災発生です。都内でも、住人が使っていたロウソクの火がゴミに引火して火災が発生し、住人が亡くなってしまったというケースがありました。

もともとその住人は20年以上にわたってゴミを溜めこみ、悪臭と害虫の発生で近隣トラブルが絶えなかったそうです。行政からも指導が入りましたが、住人は「ゴミではなく財産だ」と主張して解決に至らず、近隣住民も頭を悩ませていました。そんなところに火災が発生したのです。

こちらの事例では延焼はしませんでしたが、周辺の住宅も巻き込んでしまう可能性があるゴミ屋敷火災。住人本人はもちろん、近隣住民の安全のためにも、ゴミ屋敷トラブルは早期に解決したいものです。

1-3. 空き家がゴミ屋敷化してしまったケース

もともと清掃が充分でないお宅の住人が、認知症で入院したことをきっかけにゴミ屋敷化。新聞やチラシが散乱し、何者かによる庭への不法投棄も始まってしまい、状況は悪化していきました。身内にも家の管理を任されている方はいなかったようで、困った近隣住民が行政に相談したところ「勝手に撤去はできない」と何も対応してくれません。

そこで近隣住民が結束し、弁護士へ相談。ゴミ屋敷について調査を行った上で身内の方に不動産の売却を提案し、解決にいたりました。

2. 罰則もある!? ゴミ屋敷に関する都内の条例

社会問題となっているゴミ屋敷問題を解決するため、都内の各自治体も少しずつ対策を練り始めています。いくつかの区では、ゴミ屋敷ゼロに向けた条例を施行しているところもあり、税金を使ったゴミ屋敷対策に賛否両論が巻き起こっているのが現状です。

ここではそうした現状を踏まえた上で、都内の代表的な条例をご紹介します。

2-1. 足立区のゴミ屋敷対策

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平成24年、足立区では『足立区生活環境の保全に関する条例』を公布。区がゴミを強制的に撤去することができる他、家主に撤去費を支払う能力がない場合、最大100万円まで補助するという全国でも珍しい条例です。

既に強制撤去が数件実行されており、税金の使い道に関する議論が巻き起こっています。足立区は、ゴミ屋敷撤去費用の原資が税金であることをきちんと認識し、無駄遣いしないように第三者機関などで構成する生活環境保全審議会でチェックを行っているとしています。

2-2. 荒川区のゴミ屋敷対策

平成21年、『荒川区良好な生活環境の確保に関する条例』が施行。ゴミ屋敷住人に罰則を与えられる可能性がある条例です。

その条例の概要を簡単に説明します。「近隣住人からの苦情があった場合、立ち入り調査を行うことができ、それを拒否・無視した場合は、氏名公表および10万円以下の罰金」「苦情に対しての是正勧告を行い、それに住人が従わない場合5万円以下の罰金。さらにそれでもゴミ屋敷が改善されないときは、行政代執行を行うこともできる」としました。

ゴミ屋敷住人がすべて自分で費用を負担しなくてはならないのはもちろん、罰則を与えられる可能性もある厳しい条例です。

2-3. その他

大田区や杉並区、新宿区などでもゴミ屋敷対策に関する条例が施行されており、そのどれもが強制撤去の費用を家主に求めるものです。

ちなみに極めて異例ですが、東京都中野区では『東京都環境確保条例』違反で逮捕者が出たケースも。自宅敷地内にためたゴミや汚物から悪臭を発生させた上、改善を求める中野区の命令にも従わなかったとして逮捕されました。ゴミ屋敷トラブルで刑事責任が問われるという極めて珍しいケースです。

3. ゴミ屋敷をつくる原因とは?

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ここまで、実際にあったトラブルやゴミ屋敷対策の条例をご紹介してきました。ではそもそもなぜ、ゴミ屋敷が出来上がってしまうのでしょうか。

ゴミ屋敷の住人ではない人から見れば「ゴミに埋もれて生活するなんて考えられない」と思うかもしれません。しかし現在、実際にゴミ屋敷に住んでいる方に話を聞くと、自宅がゴミ屋敷化したきっかけはほんの些細なものだったとおっしゃいます。ここではゴミ屋敷化してしまう原因をいくつかご紹介していきましょう。

(1)不規則な生活
仕事が忙しく、家では何もする気にならないというケース。「家は寝るだけだし」と掃除をさぼっていると、知らず知らずのうちに机にゴミが溜まり、徐々に床に物を置き始め…ゴミ屋敷化していきます。中には昼夜逆転の仕事であるため、ゴミ出しがどんどん億劫になったことがきっかけという人もいるようです。

(2)ゴミ分別の複雑化
自治体によってゴミ分別のルールは異なりますが、中には10種類に分別しなくてはならない地域もあるほど分別は複雑化しています。そのため「区分がわからない」「分別するのが面倒」といった理由でゴミを溜めこんでしまうケースがあるのです。近隣の方から分別に関して注意されて以来、ゴミ出しができなくなったという方もいます。

(3)住人の高齢化
身体的にゴミ出しがつらくなってしまったり、2階にあがるのが大変で掃除が滞ったり、孤独感からすべてのことが面倒になったり…といったきっかけでゴミ屋敷と化すことがあります。高齢化に伴い増えているケースです。最近では、亡くなった身内の家に遺品整理に行くとひどいゴミ屋敷だったということも。

(4)心の病気
人間関係や仕事のストレス、子育ての悩みなどから心の病気となり、片付けられなくなるケースです。うつ病などに加え、中にはアスペルガー症候群やADHDなど先天的な病気で片付けられない方もいるため、周囲の人間は対応に注意が必要です。詳しくは「片付けられない 病気」の記事をご覧ください。

4. 都内でゴミ屋敷清掃を頼むならココ!代表的な業者と特長

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では実際にゴミ屋敷の片づけを業者に依頼しようと思った時、悩むのが業者選びですよね。気になるのはまず「どれくらい費用がかかるのか?」ということでしょう。さらに「周りに知られたくないけど、大丈夫?」「昼間は忙しいから夜間にやりたいけど対応してくれる?」といった相談内容も都内の場合は多いようです。

そういった観点から、ここでは都内で評判の良い業者の特長をご紹介します。

■『ダストコム』
・24時間年中無休
・相談見積り無料
・トラックに処分品を積んだら追加料金がかかることは絶対なし

■『べんり屋Station』
・即日・夜間など迅速な対応可能
・プライバシーに関する「わけあり案件」や特殊作業も応相談
・24時間年中無休
・相談見積り無料

■もちろん、『お部屋片付け日本一』も負けていません!
・他社よりも1円でも高い場合は値引き交渉に応じる
・24時間年中無休
・夜間作業OK
・相談見積り無料
・リサイクル家電の処分・ハウスクリーニング可能

※すべて東京都産業廃棄物収集運搬業許可番号や東京都公安委員会古物商を取得している信頼度の高い業者です。

5. まとめ

いかがでしたでしょうか?大きなトラブルに発展する可能性が高いゴミ屋敷。イヤな思いをしないためにも、出来るだけ早くプロに頼んでゴミ屋敷からの脱却をはかりたいものです。そうした覚悟を決めるきっかけとして、この記事がお役に立てることを祈っています。

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