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【実録ストーリー】母の部屋がゴミ屋敷に…心を決めた片付けと、親子の再出発

執筆者綾部 知子

公開日:

【実録ストーリー】母の部屋がゴミ屋敷に…心を決めた片付けと、親子の再出発

目次

    1. はじめに|まさか母の部屋がゴミ屋敷になっていたなんて

    「……これ、全部、ゴミなの?」

    久しぶりに訪れた母の家。玄関のドアを開けた瞬間、私は言葉を失いました。
    床は見えず、膝下までペットボトルやコンビニの容器が折り重なり、部屋には酸っぱい臭いと、生活の気配がない空気感が広がっていました。
    まさか、母の家が、まさか“ゴミ屋敷”になっていたなんて。

    恥ずかしさや驚き、そして「どうして気づいてあげられなかったんだろう」という悔しさが込み上げました。

    2. 見て見ぬふりをしていた“違和感”

    母はひとり暮らし。
    もともとキレイ好きな人でした。実家を離れたあとも、定期的に電話はしていたし、体調が悪いという話もなかった。
    ただ、数年前から「片付ける気力がない」「忙しくてゴミを出しそびれた」と話していたのは、確かに記憶に残っています。
    電話口で「また今度ね」と言われ続けていた私も、どこかで「何かあるのかもしれない」と思っていたのに、見て見ぬふりをしていたのだと思います。

    3. 勇気を出して、ゴミ屋敷の片付け専門業者に相談した日

    最初は、自分で片付けようと考えました。
    でも、床いっぱいに溜まってしまったゴミの数。
    どこから手をつけていいのかわからない。
    ゴミ袋を抱えたまま立ち尽くす私に、母は申し訳なさそうに「もう、どうしたらいいか分からないの」とつぶやきました。

    私ひとりでは無理だ。そう思い、意を決して業者さんに相談しました。
    「ゴミ屋敷 片付け 女性スタッフ 安心」
    そう検索して見つけたのが、お部屋片付け日本一さんでした。

    ホームページをみていると、問い合わせもLINEでできて、写真を送るだけで概算の見積金額がわかる流れです。

    部屋に溜まったゴミの写真や汚れてしまった場所を送るだけでOKとの事!

    何より、女性スタッフが在籍しているという点に母が安心してくれたのです。
    その後も何度かLINE上でやりとりをさせていただき、最終的には一度見に来てもらいました!
    お見積り日当日は、LINEでやりとりを行っていた、綾部さんが見積もりにきてくれました。
    詳しい料金の内訳や、作業当日の清掃の流れ、私からの質問にも的確に回答していただき、これは安心できそうだなと思い、作業の依頼を決めました。

    4. 作業当日|リビング・キッチン・トイレ・浴槽、見えた“暮らしの痕跡”

    作業当日は朝から女性スタッフの綾部さん含め、4名で来てくださいました。
    丁寧な挨拶と共に、まずは全体を確認。
    私が気まずさで縮こまっている中で、綾部さんが「ご家族が決心されたこと、それが本当にすごいことなんです」と声をかけてくださいました。

    膝下まで溜まっているリビングのゴミの山。
    大切にしていたものも埋まってしまっており、綾部さんがひとつずつ丁寧に必要なもの、不要なものを確認しながら仕分けを行ってくれました。

    キッチンは、かつて母と一緒にお弁当を作った場所。
    その流し台には、洗っていない食器が山のように積まれ、カビが生え、油がこびりついていました。

    冷蔵庫の中も手つかずで、賞味期限が2年以上過ぎた食材が出てきたときは、さすがに目をそらしてしまいました。
    トイレも、もう素手で触れられる状態ではなく、汚れは床から壁へ広がり、においも強烈でした。

    浴室に至っては、カビと髪の毛が排水溝を覆っており「これは本当にひとりで抱え込んでたんだな」と胸が苦しくなりました。

    想像以上に心が詰まる“生活の痕跡”が残っていた

    母はスタッフの方が入ってくることに最初は抵抗していましたが、作業が進むうちに「ここ、昔こんなレースのカーテンだったのよ」と、ぽつりぽつり話しはじめました。
    それは、少しずつ“恥ずかしさ”が“共有”に変わった瞬間でした。

    5. ハウスクリーニング後に生まれた“暮らせる部屋”

    ゴミの片付けが終わったあと、キッチン・トイレ・浴槽のハウスクリーニングが始まりました。

    清掃スタッフの方が一つひとつの箇所を丁寧に磨き上げてくれて、黒ずんでいたトイレの床は白くなり、浴槽の水垢もピカピカに。

    母がほとんど使わなくなっていたキッチンも、
    「これならまた料理できるかもね」と、ぽつりと笑ってくれました。

    また暮らしたい部屋”へと再生した空間

    見違えるようになった部屋に、最初は母も戸惑っていましたが、「ここまでやってもらえるなんて思ってなかった」と涙をこぼしました。

    6. 母が言ってくれた「ありがとう」に詰まっていたもの

    作業が終わり、現場責任者の綾部さんが「これでまた気持ちよく暮らせますね」と声をかけてくださったとき、母は少しうつむいて、そしてぽつりとこう言いました。

    「……ありがとう。娘にも、皆さんにも。本当に、助けられました」

    この「ありがとう」に、どれだけの思いが込められていたのか。
    ひとりで抱えてきた孤独や、自分への後悔や、家族に迷惑をかけたという思い。

    すべてを言葉にすることはできなくても、その一言に母の気持ちが凝縮されていたように思います。

    7. 今、悩んでいるあなたへ届けたい言葉

    この記事を読んでくださっている方の中にも、

    • 「親の家が気になるけど言い出せない」
    • 「どこから片付けていいか分からない」
    • 「相談したいけど、恥ずかしい」

    そんな思いを抱えている方が、きっといらっしゃると思います。

    でも、本当に困っている人ほど、自分からは声をあげられません。

    だからこそ、家族のあなたが“最初の一歩”を踏み出してあげてほしいのです。
    それは決して“口出し”ではなく、“支え”であり、“愛情”です。

    「お願いしてよかった」
    母のこの言葉を、今も私は忘れられません。

    8. まとめ|あなたの一歩が、きっと未来を変えます

    今回のお片付けは、ご家族が勇気を持って行動されたことで、お母さまも、ご自宅も、そして家族の絆さえも、また新しい一歩を踏み出すことができました。
    ゴミ屋敷になってしまうことは、決して珍しいことではありません。
    でも、そこで悩んでいる方のほとんどは、恥ずかしさや不安、そして「迷惑をかけたくない」という気持ちで、声を出せずにいることが多いんです。
    だからこそ、今回のように「家族がそっと背中を押してあげること」が、とても大切だと思っています。

    それは決して強制でも押しつけでもありません。
    「あなたのことが大切だから、一緒に考えたい」という想いを、ぜひ伝えてあげてほしいのです。
    私たちは、その一歩のお手伝いができる存在でありたいと思っています。
    安心して頼れる場所があると知ってもらえるだけで、心が少し軽くなる方もいます。

    まずは、恥ずかしさや不安を超えて、「自分や家族の未来のために」一歩踏み出していただけたら嬉しいです。

    執筆者

    綾部 知子(あやべ ともこ) 女性スタッフの視点で、
    心まで晴れる片付けを
    目指しています。

    【綾部 知子(あやべ ともこ)】

    お部屋片付け日本一/現場責任者
    (2017年入社)

    得意な掃除:トイレ清掃

    女性の立場から、女性ならではの不安に寄り添いたいと思っています。
    「男性に見られたくない」「衛生面が心配」そんな声にも、私たちはしっかり対応します。
    小さな声でも、ぜひ聞かせてください。一緒に一歩を踏み出しましょう。

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