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引っ越しに伴うお片付け

引越し費用で損しないための豆知識 ~目指せ! マイナス10万円!~

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就職や進学、結婚、転勤などを機に行う引越し。家電やインテリアなど、新生活のスタートと共に新しく買い替えたいものも出てきますよね。だからこそ、引越しにかかる費用はできるだけ抑えたいのが共通の想いではないでしょうか。

ここでは引越し料金で損をしないだけでなく、出来るだけ安く済ませるための豆知識をご紹介していきます。今、引越しをお考えの方は必見の情報ばかりです。

【目次】

1. ケースごとの費用相場

引越し料金がどのように決まるのかご存知でしょうか?

引越し業者ごとに料金設定が異なるのはもちろん、時期や距離、荷物量などに応じて決まります。つまり、引越し料金に定価はないのです。

ここではケースごとに異なる費用相場をご紹介していきます。時期や距離、荷物量などによってどれくらい費用に差が出るのかを知ることで、引越し費用を抑えるためのヒントにしていただきたいと思います。

1-1. 時期や曜日による費用の違い

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引越し業者にも、繁忙期と閑散期があります。当然、引越し業者が忙しい時期には、引越料金は自ずと高くなるのです。なぜなら、値下げをしなくてもどんどん引越しの依頼は舞い込んでくるから。値引き交渉にも応じてもらえない可能性が大きいといえます。

具体的にいうと、進学や就職を機に引っ越す方が多くなる3月~4月はじめは1年で最も高い時期。また9月~10月は転職の時期といわれ、この時期も忙しい引越し会社が多いです。

さらに多くの人が休みをとりやすい土日、中でも土曜の昼間は最も料金が高く設定される傾向があります。

では実際に繁忙期と通常時の費用相場の違いを見ていきましょう。

≪繁忙期の場合の費用相場≫
単身引越し(近距離)…48000円~58000円
単身引越し(中距離)…72000円~80000円
家族引越し(近距離)…80000円~90000円
家族引越し(中距離)…102000円~115000円

≪通常時の場合の費用相場≫
単身引越し(近距離)…37000円~44000円
単身引越し(中距離)…60000円~63000円
家族引越し(近距離)…46000円~62000円
家族引越し(中距離)…80000円~96000円

上記のように繁忙期と通常時では1万円以上も差があります。もし急ぎでない場合は、ぜひ繁忙期を避けて引越しをしたいものです。

ちなみに、どうしても繁忙期に引っ越す必要がある方には、できるだけ複数の業者に見積りを依頼することをオススメします。というのも、業者それぞれの混雑具合によって料金が変動するから。つまり作業の空きが多い日時を埋めるために、値引きしてくれる業者が多いのです。混雑具合はネットなどで調べてもわからない場合がほとんどなので、見積りを依頼するのが一番といえます。

1-2. 距離による費用の違い

次に距離ですが、これは当然近くに引っ越すほうが安いです。具体的に例を挙げると…

≪単身引越しの場合≫
同一市内(15キロ以内)…3万円~5万円
同一県内(50キロ以内)…4万円~8万円
中距離(50キロ~200キロ程度)…6万円~15万円

≪家族引越しの場合≫
同一市内(15キロ以内)…5万円~15万円
同一県内(50キロ以内)…6万円~18万円
中距離(50キロ~200キロ程度)…10万円~30万円

このように特に家族での引越しの場合では、距離だけで20万円以上差が開くこともあるのです。新居の購入などで既に引越し先が決まっている場合は仕方ありませんが、これから新居を探すという方は10キロでも今の家から近くに引っ越すことを考えましょう。

ちなみに長距離の引越しの場合、同方面で引越しをする人と同じ便で輸送する『混載便』などを利用すると安くなるケースも。ぜひ見積りをお願いする際に聞いてみてください。

1-3. 荷物量による費用の違い

基本的に荷物は多ければ多いほど、引越し料金は高くなります。では一体どうやって荷物量を判断するのでしょうか?

それはずばりダンボールの個数です。理由を具体的に説明していきましょう。

荷物量を判断するというのは、つまり「どの大きさのトラックに積めるかを判断する」ということ。とはいえ、家電や家具の量は家族の人数によって上下はしますが、どこの家庭もそこまで大差はありませんよね。そのため「洗濯機や冷蔵庫などの大型家電が何台もある」「家がソファやテーブルで溢れている」「大きなタンスがたくさんある」といった特別な事情がない限り、小物を入れる段ボールの個数によって料金が変わるのです。

単身者なら軽トラック、2人家族なら2トントラック、4人家族なら4トントラックが相場ですが、その相場より荷物量を抑えることができれば、自ずと引越し料金は安くなるといえます。

では、家族の人数ごとにダンボール個数の相場をご紹介していきましょう。

≪一般的なダンボールの個数≫
単身者(荷物少なめ)…10個
単身者(荷物多め)…15個
2人家族…20個
4人家族…50個
※前項目で紹介した料金相場は上記のダンボール個数範囲内で計算しています。

ちなみにダンボール本体の料金が引越し費用に含まれている場合もあります。そのため、トラックの大きさを変えるほど荷物量を減らすことができなくとも、荷物量を減らすことでダンボール本体の料金をカットすることが可能なのです。ダンボールの個数で数千円の違いが出る業者もありますから、荷物はできるだけ少なくできるように引越し前に不用品処分などを進めておきましょう。

1-4. オプションサービスの付加による費用の違い

多くの引越し業者が荷物の運搬以外にさまざまなサービスを提供しています。たとえば、小物の荷造りや荷ほどき、エアコンの取り外し・設置などがオプションサービスの代表格といえるでしょう。

オプションサービスなので、依頼しないことももちろん可能ですが、便利なサービスが多いことも事実。別途料金がかかるため、自分の予算と相談してかしこく利用したいものです。それでは各オプションサービスの費用相場を見ていきましょう。

◇荷造り&荷ほどき
荷物の量にもよりますが、引越し料金+16000円~35000円程度が相場です。ダンボール1つ1000円~3000円といった価格設定をしている業者もありますが、基本的には各社「お任せプラン」「フルコース」というように1つのプランとして売り出している業者がほとんどです。急な引越しが決まった方、引越し前日まで忙しいという方には最適なサービスといえるでしょう。

◇エアコンの取り外し・設置
1台2万円程度が相場です。複雑な配管などの場合は、基本料金に加えて数千円~数万円を請求されることも。そういったリスクを考えると、新しいエアコンを購入したほうがオトクという場合もあります。家電量販店ではエアコンを無料で取り付けてくれるサービスもあるため、引越しを機にエアコンを新調されるという方も多いです。

◇洗濯機の取り外し・設置
1台3000円~4000円程度が相場です。中には無料で行うという引越し業者も。ぜひ見積りの際に聞いてみてください。また徹底的に節約を考えるなら、洗濯機の取り扱い説明書を読みながら自分でやるという選択肢もあります。

◇作業員の指名
こちらのオプションは無料である場合がほとんど。女性の単身引越しなどの場合、男性作業員だけでは不安であるため女性作業員を指名するというケースが多いようです。

◇ピアノ運搬
ピアノの種類や移動距離にもよりますが、15000円~3万円程度です。グランドピアノで100キロ以上の移動の場合は6万円を超えるというケースも。見積り時にぜひ確認してください。

以上が代表的なオプションサービスの費用相場です。その他、テレビの配線や盗聴器発見、害虫駆除などを行っている引越し業者もありますので、必要な場合は見積り時にサービスがあるかどうか聞いてみてください。

いずれにせよ、オプションサービスは基本的に費用がかかります。できるだけ費用を抑えたいなら「自分でできることは自分でやる!」が基本です。

2. 安く済ませるためのポイント

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では実際に安く済ませるためのポイントをご紹介していきます。こちらのポイントを押さえて見積りをお願いした方の中には、当初の見積り額よりも10万円下がったという方もいるほどです。ぜひ実践してみてください。

2-1. 時期や曜日を調整

前の項目でお伝えしたとおり、繁忙期と通常期では引越し料金に大きな差が出ます。さらに言えば、閑散期を選べば、もっと料金は安くなります。1万円安くなるのは当たり前で、中には5万円以上安くなったというケースもありますので、引越しの日程が決まっていないという方はぜひ閑散期を選びましょう。では実際にどういった時期・曜日がベストタイミングなのでしょうか。

◇6月
祝日が1日もなく、梅雨の時期であるため、引越しを考える人が少ないです。業者間でもオフシーズンとされており、費用の融通が最も利きやすい時期といえます。1年で一番安くなる時期です。

◇11月
社会人の異動が12月に多いため、その前の月である11月は比較的空いています。暑くもなく本格的に寒くなる前ですので、気候的には最も引越しに向いている季節かもしれません。

◇1月
新年早々の引越しは避けたい方が多いせいか、1月は比較的空いています。

◇月末以外
賃貸契約を月末まで残している方が多いため、必然的に月末に引っ越す方が多いです。そのため、上旬や中旬に引っ越すほうが安いといえます。

◇平日
土日よりも平日を選びましょう。また、金曜日にお休みをとってゆっくり土日に片付けたいと考える方も多い傾向があるため、平日の中でいえば金曜日は避けましょう。できるだけ週の前半に引っ越すほうが安く済ませられます。

◇仏滅
特に年配の方は仏滅ではなく大安に引っ越すことを好まれます。特に結婚などのお祝い事をきっかけに引越しをされるケースでは「大安はムリでも仏滅は絶対に避ける」という方も多いです。だからこそ、逆に仏滅は狙い目。値引き交渉もスムーズに進みます。

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つまり「6月初旬の平日」の中から「仏滅」を選べば、最安値に近い料金で引越しができること間違いなしです。また、その時期の引越しが難しければ、日程を指定しないという手もあります。
「●月中の日程で1番安くなる日はいつですか?」と聞いて、値引き交渉してみましょう。

2-2. 荷物量を減らす

前の項目で荷物の量が多いほど料金は高くなり、さらにダンボールの個数で料金が決まるとお伝えしました。だからこそ、見積りに来てもらう前に不用品や不要品は処分してしまうのがベストです。

というのも、引越し業者は実質的な量・重さではなく“見た目”の量で各家庭に必要なダンボール個数を判断しているから。引越しを何度も経験されている方なら、見積りに来てもらった際に「これならダンボール何個くらいですね」などと言われたことがあるのではないでしょうか。そのため、見積り時に「この家は荷物が多いな…」と思われないことが大切なのです。

特に見積りに来てくれた方をお通しするリビングはすっきりと片付けておきましょう。また、かさばりやすい食器や衣服は、引越しを機にできるだけ処分することをオススメします。

見積り前に処分するのが難しいようなら「これとこれは持っていかない」と見積り時に伝えてください。

また梱包する時には、できるだけダンボールの追加をお願いしなくてもいいように隙間なく詰め込むように心がけることがポイントです。さらに近距離引越しの場合は小物を自分で運ぶといった工夫をするとより料金を抑えられるでしょう。

2-3. 「午後の便」または「フリー便」を選ぶ

先ほど時期や曜日によって料金が変わるとお伝えしましたが、実は作業を依頼する時間帯によっても料金が違います。

やはり午前中からお昼くらいまでに引越し作業を始めて、午後からは新居の片付けをしたいという方が多いため、午後の作業のほうが安くなります。「午前便」「午後便」のほかに「フリー便」という3つの便を用意している業者がほとんどなのですが、「午後便」は「午前便」よりも1万円ほど安くなるのが相場です。

とはいえ、午前の作業にトラブルがあると作業が夕方からになるなどリスクがあることを事前に承知しておく必要があります。

また、最もリスクはあるものの、一番安くなるのが「フリー便」。事前に日にちだけ決めておき、業者の都合のいい時間に来てもらうプランです。基本的には作業開始が夕方~夜になる上、予定を立てにくいため、その分、料金が安くなります。時間に余裕のある方や荷物が少なく荷ほどきに手間を要さない方に向いているプランといえそうです。ぜひ検討してみてください。

2-4. 複数業者の見積りをとる

複数業者に見積りを依頼して一番安いところに頼むというのが、料金を抑える上で非常に大切なポイントです。なぜなら、他社の見積りがあれば、価格交渉がしやすいから。見積りに来てくれる営業さんは「絶対に自分のところで決めてほしい」と思っているので、多少安くしても契約をとりたいのです。

注意してほしいのは1社目の見積り時。必ず「他にも見積りをお願いしていますよね?」と聞いてくるはずです。そんな時「御社が1社目です」とは絶対に言わないでください。1社目だとこちらもまだ相場を掴みきれていない上に、営業さんは他社が来る前に決めてほしいのでどんどん営業トークを仕掛けてきます。「他に見積りをお願いしないでうちで決めてくれたら、●万円まで下げますよ。これは破格ですから、他でこんな値段は出ないですよ」などと言ってくるでしょう。しかし、その値段は決して安くないものなので、とにかく1社目で即決しないことをオススメします。

押しに弱いタイプの方は「家族に相談しないと私だけでは決められないので…」などと言って逃げましょう。

3. 荷物量を上手に減らすための手順とテクニック

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荷物量を減らすと料金は安くなるとお伝えしてきましたが、では実際どうやって荷物量を減らせば良いのでしょうか。ここでは順を追って上手に荷物量を減らすためのテクニックをご紹介していきます。

3-1. 平均的な荷物量を知る

荷物を減らすためには、まず自分の家の荷物量が相場よりも多いのかを知ることが大切です。ここではまず平均的な荷物量を紹介していきます。

≪単身者≫
家具/テーブル×1、ベッド×1、カラーボックス等の棚×1
家電/テレビ(40インチ未満)×1、冷蔵庫(2ドア)×1、電子レンジ×1、洗濯機×1
その他/衣服(衣装ケース3つ分)、布団1組、ダンボール10個分の小物

≪2人家族≫
家具/サイドボード×1、ベッド(ダブル)×1、ソファ×1、リビングテーブル×1、ダイニングテーブル×1、イス×2、食器棚×1
家電/テレビ(40インチ未満)×1、冷蔵庫(3ドア以上)×1、電子レンジ×1、洗濯機×1
その他/衣服(衣装ケース6つ分)、布団2組、ダンボール20個分の小物

≪4人家族≫
家具/サイドボード×2、ソファ×1、リビングテーブル×1、ダイニングテーブル×1、イス×4、食器棚×1、タンス類×1
家電/テレビ(40インチ未満)×1、テレビ(40インチ以上)×1、電子レンジ×1、洗濯機×1、冷蔵庫(3ドア以上)×1
その他/衣服(衣装ケース10つ分)、布団4組、ダンボール50個分の小物

もし「これよりも物を持っているな」と感じたら、ぜひ引越し前に荷物を減らすことを検討してみてください。引越し費用を少しでも抑える第一歩といえるかもしれません。

3-2. 何を処分すべきか考える

次に何を処分すればいいのか考えていきましょう。実際に引越しの際によく処分されているものをご紹介していきますので、参考にしてみてください。

・テレビ
・掃除機
・ビデオカメラ
・DVDデッキ
・電話機
・マッサージチェア
・美容家電
・照明機器
・食器棚
・ダイニングテーブル
・桐箪笥
・応接セット
・民芸家具
・インポート家具
・ベッド
・ソファ
・楽器
・自転車
・バイク
・スノーボード
・スキー板
・釣り道具
・ベビーカー
・おもちゃ

いかがでしょうか?使わないまま押入れに眠っている家電や独立した子供が使っていた家具、もうやらなくなってしまったスポーツの関連用品など、家の中には不用品や不要品が数多く存在するはずです。今一度、家中を見てみて、「使うかわからないけど捨てるのはもったいない」と迷ってしまうものは思い切ってこの際処分してしまいましょう。

いらないものをピックアップしたら、処分をし忘れることがないように、処分品リストを作ることをオススメします。

3-3. 売れるものと売れないものに分ける

処分品リストを作ったら、次は「売れるもの」「売れないもの」に分けていきましょう。まずは、リサイクルショップなどで「買い取ってもらえるもの」「買い取ってもらえない可能性のあるもの」を以下にご紹介していきますので、判断の参考にしてください。

≪高額で買い取ってもらいやすいもの≫
購入して1年~2年の家電、ほぼ使っていない家具、開封していない衣類、流行のゲームや玩具、人気ブランドのアイテムなど

≪高額にはならないが買い取ってもらえるもの≫
製造より6年以内の家電、購入して6年以内の家具、きれいに保存されている衣類・ゲーム・玩具、需要の高い美容家電・育児用品・スポーツ用品

≪買い取りを拒否される可能性のあるもの≫
使用年数の長い家電、汚れがある家具、趣味性の高い物、ブームが去った衣類や玩具など

上記を参考に「売れないかも…」と判断したものであっても、引越し業者やリサイクルショップが無料で引き取ってくれる可能性もあります。契約した引越し業者に聞く、もしくはリサイクルショップへ見積りを依頼してみましょう。

―――――――――

不用品や不要品はそのまま新居に運ぶより、売ったり引き取ってもらったりしたほうが確実にオトクです。荷物量が減って引越し費用が安くなるのはもちろん、荷ほどきがラクになり、新居もすっきり整理しやすくなるという3つのオトクを手に入れられます。

具体的な処分方法に関しては「引越し費用が少し浮くかも!? 不用品をかしこく処分する方法」という記事でご紹介していますので、不用品処分の方法に迷ったら参考にしてみてください。
引越し費用が少し浮くかも!? 不用品をかしこく処分する方法

4. まとめ

いかがでしたでしょうか。引越し費用を抑えるためのコツがおわかりいただけたかと思います。豆知識を得たら、あとは見積り時の交渉次第です。出来るだけ安くできるように粘って交渉してみてください。「最初の見積りよりも●万円も安くなった!」と喜んでいただけたら幸いです。

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