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【完全版】ゴミ屋敷がもたらす健康リスクとその実例

執筆者綾部 知子

公開日:2025.4.27

更新日:

【完全版】ゴミ屋敷がもたらす健康リスクとその実例

目次

    1. はじめに|ゴミ屋敷が健康に及ぼす見過ごせない影響

    見えないリスクから身を守る為にも早めの解決が必要!

    ゴミ屋敷は単なる片付けの問題ではありません。
    家庭に溜まった生活ゴミが腐敗することで、悪臭・有害ガス・害虫・カビ・菌類などが勢いよく繁殖し、住人や近隣の健康に深刻なダメージを与えます。

    東京都福祉保健局の調査では、ゴミ屋敷から発生するレプトスピラ症や食中毒事例が複数報告され、放置が長引くと呼吸器疾患や皮膚感染症、さらには精神疾患につながるとの警告が出ています。

    レプトスピラ症とは・・・
    ワイル病、秋やみなどに代表されるレプトスピラ症(leptospirosis)は、病原性レプトスピラ感染に起因する人獣共通の細菌(スピロヘータ)感染症である。病原性レプトスピラは保菌動物(ドブネズミなど)の腎臓に保菌され、尿中に排出される。ヒトは、保菌動物の尿で汚染された水や土壌から経皮的あるいは経皮的に感染する。1999年4月に施行された感染症法では、レプトスピラ症は届け出疾患に含まれていない(註:2003年11月施行の感染症法一部改正により、4類感染症となった)。

    出典:https://id-info.jihs.go.jp/diseases/ra/leptospirosis/010/leptospirosis.html

    2. 悪臭・有害ガスによる身体リスクと対処法

    こまめな空気の入れ替えを

    悪臭の原因物質はアンモニアや硫化水素など。
    これらは頭痛・吐き気・めまいを引き起こし、長期的な吸引で気道炎症慢性呼吸器疾患を引き起こします。

    現状生ごみなどのゴミが溜まっている方は、まずが以下の対策を行ってください。

    対策
    • 窓・扉を開放し空気の入れ替え
    • 換気扇を常時稼働させる
    • ご自身で片付けを行う場合は、マスク着用で作業を行う。

    3. 害虫(ハエ・ゴキブリ・ネズミ)が媒介する感染症の恐怖

    見えない媒介者を徹底排除

    ハエ・ゴキブリは食中毒の原因となるサルモネラ菌、ネズミはレプトスピラ菌を媒介。
    これらにより食中毒、レプトスピラ症、さらにはノロウイルス感染リスクが高まります。

    特に気温が上がる6月~9月の夏場の季節は要注意です。

    サルモネラ感染症とは・・・
    サルモネラ感染症の原因菌はサルモネラ(Salmonella enterica)である。サルモネラはその中が2,000種類以上の血清型に細分されており、チフス性疾患をおこすチフス菌(S.Typhi)およびパラチフス菌(S.Paratyphi A)も含まれるが、ここではヒトに胃腸炎、つまり食中毒の原因となるサルモネラについてのみ述べる。

    出典:https://id-info.jihs.go.jp/diseases/sa/salmonella/010/salmonella.html

    4. カビ・ダニの温床が引き起こすアレルギー・呼吸器疾患

    早めの駆除が症状悪化を防ぐ

    湿気を帯びたゴミはカビとダニの絶好の繁殖環境です。

    アスペルギルスやダニアレルゲンは喘息、アレルギー性鼻炎、皮膚炎を引き起こし、特にお子さまや高齢者の重症化リスクが高いので、早めの対策が必要です。

    対策例
    • 除湿機・エアコンのドライ運転を行う
    • 抗カビ剤を散布する

    5. 寄生虫・菌類による稀な感染症リスクと予防策

    専門装備で感染経路を絶つ

    ネズミの巣に潜むツツガムシ、コウモリ由来のヒストプラズマ症など、稀でも致命的な感染症の発症例も報告されています。

    プロが推奨する対策
    完全防護服と呼吸器保護具、専門業者による消毒・清掃が必須。

    6. 精神的ストレスが招く心身への二次被害

    一人で抱え込まない第一歩を。

    ゴミ屋敷に対する罪悪感や恥ずかしさは自己肯定感の低下を招き、うつ病や不安障害を誘発する可能性があります。

    日本心理臨床学会の調査では、孤立感と生活環境の悪化が不眠・食欲低下など身体症状を伴うとの結果が出ています。

    ゴミ屋敷は決して恥ずかしいことではありません。現状の状態でいることの方がリスクが高いのです。

    当社では、心のケアも含め、匿名相談可能なLINE見積もりで初動支援を行っています。
    まずがお気軽に何でもすることが解決への第一歩です。

    7. 実例紹介|健康リスクから脱出した3つのケーススタディ

    清掃後の清々しさを取り戻す暮らし

    実例A
    喘息悪化からの脱出(東京都・50代女性)
    ゴミ屋敷だった実家で子どもの喘息が悪化。
    LINE写真見積もりで即日作業し、3日後には症状の軽減が確認された。
    事例B
    感染症寸前からの回復(横浜市・60代男性)
    ネズミ被害によるレプトスピラ症疑い。
    業者の迅速な清掃・消毒と保健所連携で無事回復。
    事例C
    心理的重圧からの解放(埼玉県・30代女性)
    ゴミ屋敷になってしまい、約1年間ゴミ屋敷の状態で過ごしていた。
    何度も片付けないとと思いながらも、恥ずかしさから相談を躊躇。

    匿名LINE相談後の現地訪問で、心身共に軽くなったとの声。
    清掃後には、健康面やもちろんですが、一番は気持ちが清々しいとお声をいただきました!

    8. 予防と対策|プロが教える清掃と環境改善の最適手順

    • 1. 定期的な換気と除湿による湿度管理
    • 2. 日常的なゴミ分別・溜めない習慣化
    • 3. カビ防止剤・忌避剤の定期散布
    • 4. 専門業者による年1回の徹底清掃
    • 5. 専門業者に依頼する場合は、相見積もりで費用と作業内容を比較

    【完全版】失敗しない業者選び!ゴミ屋敷片付けのプロに聞くチェックポイントを参照ください。

    9. まとめ|健康と安心を取り戻すために今すぐできること

    を入れた場所だけでなく、心までもクリアにする

    ゴミ屋敷は、知らず知らずのうちに健康と心の両面に大きなダメージを与える深刻な問題です。
    放置されたゴミの山は、害虫やカビの繁殖を招き、アレルギー症状や呼吸器疾患の原因となります。また、散乱した荷物に囲まれることでストレスや不安が増幅し、精神的な負担も無視できません。

    こうした被害を最小限に抑えるためには、まず早めの換気と除湿、さらには不要物の分別が欠かせません。

    湿気がこもる前に窓を開け、扇風機や除湿機を活用することでカビの発生を予防し、ゴミを種類ごとに整理することで、片付け作業の効率も大幅にアップします。

    しかし、見た目にはわかりにくい細かな汚れや菌類の繁殖といった“見えないリスク”を根本から解消するには、専門業者による清掃が最も効果的です。
    プロのノウハウと専用機材を使った徹底的なクリーニングで、住環境を安全かつ快適に保つことが可能になります。

    まずは匿名で相談できるLINE窓口や無料見積もりサービスを利用し、一歩を踏み出してみましょう。
    費用や作業内容について気軽に問い合わせることで、安心して安全第一の片付けプランをスタートできます。

    執筆者

    綾部 知子(あやべ ともこ) 女性スタッフの視点で、
    心まで晴れる片付けを
    目指しています。

    【綾部 知子(あやべ ともこ)】

    お部屋片付け日本一/現場責任者
    (2017年入社)

    得意な掃除:トイレ清掃

    女性の立場から、女性ならではの不安に寄り添いたいと思っています。
    「男性に見られたくない」「衛生面が心配」そんな声にも、私たちはしっかり対応します。
    小さな声でも、ぜひ聞かせてください。一緒に一歩を踏み出しましょう。

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