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ゴミ屋敷片付けの費用はどれくらい?間取り別・実例付きの目安と気になる節約術

執筆者綾部 知子

公開日:

ゴミ屋敷片付けの費用はどれくらい?間取り別・実例付きの目安と気になる節約術

ゴミ屋敷の片付け費用は、「間取り」と「ゴミの量」によって大きく変動します。
ワンルームなら数万円程度で済む場合もあれば、一軒家では数十万円かかるケースもあります。

この記事では、

  • 間取り別の費用相場
  • 実際の作業事例と内訳
  • 費用を抑えるコツ

を詳しく解説します。ゴミ屋敷の片付けを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

目次

    1.間取り別の費用目安

    部屋の広さでここまで違う!

    ゴミ屋敷の片付け料金は「部屋の広さ」と「どのくらいの量のゴミがあるか」で大きく決まります。
    例えば、同じ1Kでも床がある程度見える状態と、膝の高さまでゴミが積もっている状態とでは、作業時間もトラック台数もまったく違ってきます。
    おおよその目安をまとめると、次のようになります。

    間取り スタッフ人数 費用の目安
    1R/1K 1〜3名 3~12万円
    1DK/1LDK 2~4名 5~15万円
    2DK/2LD 3〜5名 8〜25万円
    3LDK以上 4〜7名 35万円~

    ※あくまで目安として。

    単身者向けのワンルームであれば、ゴミの分別や袋詰めが済んでいれば3〜5万円程度で収まることもあります。逆に、家具や家電が多く残っている場合は搬出の人手が必要となり、10万円近くになることもあります。

    また、夫婦や荷物の多い単身者が暮らしていた1LDK〜2LDKでは、10〜20万円がひとつの相場となります。

    さらに一軒家の場合は部屋数が多く、家具も大型のものが多いため、50万円以上に達することもあります。

    このように、間取り別の目安を知っておくだけで「自分の場合は大体このくらいかな」と想定でき、見積もり時に過剰に高い金額を提示されても冷静に比較できるようになります。

    2.費用が上下する主な要因とは

    追加費用はどこで発生する?

    ゴミ屋敷の片付けは、単純に「間取りの広さ」だけで金額が決まるわけではありません。
    実際には、作業環境や追加作業の有無によって数万円〜数十万円の差が出ることもあります。ここでは代表的な要因を分かりやすく解説します。

    ゴミの量と分別状況が費用を左右します

    ゴミ屋敷の片付け費用を決める最も大きな要因のひとつが、ゴミの量と分別の進み具合です。
    ゴミ袋数十袋程度なら1台のトラックで済みますが、天井近くまで積もった状態では2〜3台必要になることもあります。
    もうひとつ見逃せないのが「分別状況」です。ペットボトル・可燃ごみ・不燃ごみなどがある程度分けられていると、業者はそのまま運び出すだけで済むため作業効率が上がります。
    逆にゴミが混在している場合、現場で仕分けを行う必要があり、その分人件費と時間がかかってしまいます。

    自分でできる分別の工夫
    すべてのゴミを分別するのは大変ですが、以下のようにちょっとした工夫で費用を抑えられます。

    • 中身が入ったペットボトルや缶を空にしておく
    • 再利用できそうな家電や家具はまとめて置いておく(業者に買取査定してもらいやすい)

    チェックポイント

    ゴミの量はもちろん、分別ができているかどうかで費用は大きく変動します。

    片付け後の追加作業費もチェック!

    長期間放置された部屋では、害虫・カビ・悪臭が発生している場合があり、片付けだけでは住める状態に戻せません。片付け作業後に、清掃などの追加作業を行う業者もあります。
    作業内容や料金については、見積り時に相談、確認することをおすすめします。

    追加作業費の例)

    • 消臭・除菌作業:2万〜6万円
    • ハウスクリーニング:3万〜10万円

    チェックポイント

    単なる「片付け」だけで済むのか、それとも「清掃・修繕」まで必要かで大きく変わります。

    搬出条件(立地・階数・車両アクセス)

    ゴミを外へ運び出すルートや条件によっても費用は変わります。
    一戸建てで玄関前にトラックを停められる場合は作業効率が良く費用を抑えやすいのに対し、マンション5階・エレベーターなし等であれば、スタッフ増員が必要になり、料金が高くなります。

    チェックポイント

    「どこからどうやって搬出するか」は、見積もり時に必ず確認されるポイントです。

    リサイクル・買取の有無

    片付け対象の中にまだ使える家具や家電がある場合、業者によっては買取サービスを利用できることがあります。

    • 冷蔵庫・洗濯機(状態がよく、製造から3年以内)
    • ブランド家具・デザイナーズ家具
    • 未使用の生活用品など

    これらを買い取ってもらうことができれば、数千円〜数万円の還元となり、最終的な費用を抑えることが可能です。

    3.実際の作業事例と片付け費用

    リアルな実例で見る費用感

    費用感をよりリアルに知るには、実際の事例を見るのが一番分かりやすいです。ここでは3つの実例をご紹介します。

    事例1:1LDK(単身男性)
    単身男性が数年暮らしていた1LDKの部屋。ゴミは床一面に散乱していたものの、家具や家電は少なく、分別もある程度されていました。

    • 作業員:3名
    • 作業時間:約6時間
    • トラック:1台
    • 家電や家具は一部リサイクル回収
    • 費用:約25万円
    事例2:2DK(高齢者世帯)
    ご高齢の方が長年住まれていた部屋で、新聞や衣類が大量に残されていました。害虫が発生していたため、駆除と簡易清掃も追加で実施。

    • 作業員:4名
    • 作業時間:約8時間
    • トラック:2台
    • 害虫駆除+清掃あり
    • 費用:約40万円
    事例3:4LDK一軒家(遺品整理を兼ねる)
    家族が暮らしていた一軒家で、家具や家電も多く残されたケース。遺品整理と合わせて、除菌・消臭作業を行いました。

    • 作業員:8名
    • 作業時間:二日間
    • トラック:4台
    • 除菌・消臭作業追加
    • 費用:約80万円

    これらの事例からも分かるように、作業の規模やオプション作業の有無によって費用は大きく変わります。
    単純に「間取りだけ」で判断するのではなく、自分の状況にどの条件が当てはまるかを考えることが大切です。

    4.費用を抑えるコツ(節約術)

    工夫次第で数万円節約!
    ゴミ屋敷の片付けは、条件によっては20万円以上かかることも珍しくありません。
    しかし、事前の工夫や依頼の仕方次第で、数万円単位の節約ができる可能性があります。少しでも費用を抑えたいのが本音ですよね。
    ここでは実践的な節約術をご紹介します。

    自分でできる範囲をあらかじめ処分する

    市区町村の回収に出せる「可燃ごみ・資源ごみ・小型の不用品」は、依頼前に処分しておくと費用を大幅に抑えられます。

    • ペットボトルや雑誌は資源ごみの日に出す
    • 小型家電は自治体の回収ボックスを利用する
    • 衣類はリサイクルショップや古着回収へ

    自分でできる範囲でかまいません。例えば玄関だけ自分で片づけてみる、ペットボトルのゴミだけでも片づける等、やった分だけ片付け費用の節約につながります。

    チェックポイント

    業者にすべて任せるよりも、トラックの台数・作業時間を減らせるため、数万円単位で安くなることがあります。

    関連記事)業者に依頼すべきレベルは?ゴミ屋敷片付け業者の対応範囲と自力でできる範囲

    買取対応業者を選ぶ

    不用品の中には再利用できる家具・家電・ブランド品が含まれていることがあります。

    • 年式の新しい冷蔵庫や洗濯機
    • 需要のあるブランド家具
    • 趣味のコレクションや貴金属類

    これらは、買取対応をしている清掃業者に依頼するとその場で査定・買取してもらえるケースがあります。
    たとえば10万円の見積りから、買取で2万円分差し引かれ、実質8万円で済むこともあります。

    チェックポイント

    見積もり依頼時には「買取対応していますか?」「どの品目なら対象ですか?」と必ず確認しておくのがポイントです。

    複数業者に相見積もりを依頼する

    同じ条件でも、業者によって見積もりに数万円以上の差が出ることは珍しくありません。

    • 見積もり時は「追加費用がかかる条件」も必ず確認
    • 無料見積もりを2〜3社から取るのがおすすめ

    チェックポイント

    「1社だけで即決」は危険です。相場感をつかむことが最大の節約になります。

    作業範囲を絞って依頼する

    「家全体を片付けてください」と丸投げすると当然費用は高くなります。

    • 家具や大型家電だけ業者に依頼
    • 特殊清掃は業者に頼む

    ポイントまとめ

    • 事前に出せるゴミは処分する
    • 売れるものは買取サービスにまわす
    • 必ず相見積もりを取る
    • 作業範囲をしぼる

    これらを実践すれば、「思っていたより安くすんだ!」「最初の見積もり時より費用を抑えることができた」と実感できるはずです。

    5.費用に関するよくある質問

    疑問はここで解決!

    ワンルームの場合、最安でどのくらいで片付けられますか?
    ゴミが少なく、分別がある程度済んでいる状態であれば、3万円前後で対応してくれる業者もあります。
    ただし、家具や家電が多い場合やゴミの量が多い場合は、5〜8万円かかることもあります。
    一軒家のゴミ屋敷は必ず30万円以上かかりますか?
    必ずしもそうではありません。部屋数が多くても、ゴミの量が少なければ10〜15万円で済むケースもあります。
    逆に、ゴミが天井近くまである場合や特殊清掃が必要な場合は、100万円を超えるケースもあります。
    事前に分別しておくと、どれくらい安くなりますか?
    作業時間やトラックの台数が減るため、数万円単位で費用が変わることがあります。
    例えば1LDKで10万円かかるケースでも、ゴミを減らしておけば7〜8万円に抑えられることがあります。
    買取はどの清掃会社でも行っていますか?
    ゴミ屋敷清掃会社によって対応は異なります。
    買取対応がある会社を選んだほうが費用を抑えやすいので、見積もりを取るときに「買取対応はありますか?」「どの品目なら買取できますか?」と確認することが大事です。
    お部屋片づけ日本一では買取を行っております!
    相見積もりはどのくらいの業者数を取ればいいですか?
    最低でも2〜3社から取ることをおすすめします。条件を比較することで、相場感を把握でき、安すぎる・高すぎる業者を避けやすくなります。

    関連記事)ゴミ屋敷清掃の悪徳業者に注意!被害に遭わないための5つのポイント

    6.まとめ

    相場を知って安心の片付けを
    ゴミ屋敷片付けの費用は、部屋の間取りやゴミの量によって大きく変動します。
    相場は数万円から数十万円と幅がありますが、追加の特殊清掃や搬出条件によってさらに費用が上下します。
    少しでも費用を抑えるには、事前の仕分けやリサイクル、そして複数業者からの相見積もりが効果的です。
    まずは信頼できる業者に相談し、実際にどのくらいの費用がかかるのか確認してみましょう。

    執筆者

    綾部 知子(あやべ ともこ) 女性スタッフの視点で、
    心まで晴れる片付けを
    目指しています。

    【綾部 知子(あやべ ともこ)】

    お部屋片付け日本一/現場責任者
    (2017年入社)

    得意な掃除:トイレ清掃

    女性の立場から、女性ならではの不安に寄り添いたいと思っています。
    「男性に見られたくない」「衛生面が心配」そんな声にも、私たちはしっかり対応します。
    小さな声でも、ぜひ聞かせてください。一緒に一歩を踏み出しましょう。

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