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引っ越しに伴うお片付け

引越し費用が少し浮くかも!? 不用品をかしこく処分する方法

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Photo by Nemo’s great uncle

引越し準備を進めていると必ず出てくるのが不用品(※)。
衣類、家具、家電、スポーツ用品、書籍、CD・DVD、ゲーム、ブランド品…その種類はさまざま。
もう必要ないものとはいえ、そのまま捨てるのは費用がかかる可能性もあり、もったいないですよね。
ここでは出来るだけオトクにかしこく不用品を処分する方法をご紹介していきます。

(※)既に使えないジャンク品を指す「不用品」という言葉。
本来は、使わなくなった要らないもの、つまりリサイクル可能なものを指す「不要品」とは意味が異なりますが、こちらの記事ではわかりやすさを考慮して、どちらも「不用品」という表記で統一させていただきます。

【目次】

1. 一番オトク! 不用品を「売る」方法

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まず、不用品の中に売れるものがないかを検討するところから始めましょう。
もちろん明らかに壊れていて使えないものはNGですが、キレイで使えるものなら売れる可能性が高いのです。

そこまで高額にはならないかもしれませんが、何かとお金がかかる引越しではたとえ数百円でもプラスになると嬉しいもの。
少し手間はかかってしまいますが、引越し費用を少しでも浮かせるために頑張りましょう!

ここでは不用品を「売る」方法をいくつかご紹介していきます。

1-1. リサイクルショップや専門業者に売る

一番スムーズに売ることができるのは、リサイクルショップや専門業者でしょう。
とはいえ、需要がない商品は買い取ってもらえないこともあるので、その見極めが大切です。

≪高額で買い取ってもらいやすいもの≫

購入して1年~2年の家電、ほぼ使っていない家具、開封していない衣類、流行のゲームや玩具、人気ブランドのアイテムなど

≪買い取りを拒否される可能性のあるもの≫

使用年数の長い家電、汚れがある家具、趣味性の高い物、ブームが去った衣類や玩具など

買い取ってもらえそうなものをまとめたら、次はジャンルごとに分類しましょう。
というのも、総合リサイクルショップよりも、そのジャンルに特化したお店で売ったほうが高値になる場合が多いから。
たとえば、服なら服、家具なら家具、家電なら家電、書籍なら書籍の専門リサイクルショップを探しましょう。

ただし、ゲームはリサイクルショップではなくゲーム専門店のほうが高価買取りを見込めます。
また、ブランド品や貴金属は質屋で売るのがオトク。
近所に質屋がないという方は、ネットと宅配便を使った査定を行う質屋もありますので、ぜひ探してみてください。

ちなみに、もし引越しまでに時間があるのであれば、複数業者に見積もりを依頼するのがオススメ。
一番高値で買ってくれるところを選びましょう。
中にはネットで一括見積もりを依頼できるサービスもあるので、うまく利用してください。

また、家電や家具の場合、運びこむのが大変だったりしますよね。
そういう時は出張査定を行っている業者を選んでください。
その場で買取りを依頼すれば、そのまま引き取ってくれるため、運搬の手間がかかりません。

1-2. ネットオークションで売る

意外な高値で売れるかもしれないのがネットオークションを活用する方法。
特に未使用の洋服や人気ブランドのアイテム、限定モノや廃盤になったCD・レコード、フィギュアなどの玩具(箱が残っているもの)はオークションをオススメします。

落札者への郵送といった手間はありますが、インターネット環境が整っているなら、基本的に自宅での作業で済むのが魅力です。

ただ月額利用料や出品料、成約手数料などがかかるオークションサイトもありますので、各サイトのシステムを確認するところから始めましょう。

では簡単にネットオークションへの出品方法を説明します。

  1. オークションサイトへ登録する
  2. 売りたいものを撮影する
  3. オークション開始価格はどのくらいが妥当かを市場調査する
  4. 商品名や価格、サイズなどを入力して出品!
  5. 落札希望者などからの問合せに対応
  6. 落札後はすぐに商品を発送

※もっと詳細に出品方法が知りたい方はこちら
http://www5.ocn.ne.jp/~misasou/okusyon/)をご覧ください。

1-3. フリーマーケットで売る

「フリーマーケットって本当に売れるの?」とお思いかもしれませんが、多少古くても少しキズがあっても売れてしまうのがフリーマーケットの魅力。
値切り交渉を楽しみに来ているお客様も多いので、多くの利益は見込めませんが、リサイクルショップやオークションで売れないものもフリーマーケットなら売れる可能性が高いのです。

たとえば古い家電やトレンドの過ぎ去った衣類、ブームの去った玩具、骨董品などなかなか買い手がつかなさそうなものは、ぜひフリーマーケットへ出品してみてください。
ただし数百円~1000円程度の出店料がかかる場合がほとんどです。

では簡単にフリーマーケットへの出店手順をご紹介します。

  1. フリマ情報サイトや市区町村の広報誌などでフリマ開催情報を得る
  2. 電話などで申し込みをする
  3. ビニールシート、値札、釣銭、商品を入れる袋、電卓、折りたたみ椅子などを用意する
  4. 当日会場でフリーマーケットに参加する

※値段交渉がある場合がほとんどなので、自分の売りたい価格プラスアルファで値段をつけたほうがよいでしょう。
とはいえ、高すぎると見向きもされないので、その商品の状態に見合った価格をつけるのがポイントです。

2. 費用はタダ! 不用品を「譲る」方法

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「売れるほどキレイな状態でもないけど捨てるのはもったいない、とはいえフリマに出すのも面倒…」という方は、誰かに譲ってしまいましょう!
処分費用はかかりませんし、友人・知人に譲るなら、声をかけるだけでOK。
手間もかかりません。タダで再利用できるエコな方法ともいえるでしょう。

2-1. 友人や知人に譲る

友人や知人に譲るなら、対象商品が好きそうな人に直接声をかけていってもいいですが、一番手間がかからない方法はSNSの利用。
たとえば、近所の人が多く参加しているコミュニティで情報を発信したり、友人に頼んで商品を譲る情報を拡散してもらったり…多くの方に情報が行き渡る工夫をすれば、高確率でもらい手が見つかるはずです。

2-2. 地域の掲示板を利用する

駅前やスーパーマーケット、公民館、市役所などの掲示板に「譲ります」という広報紙やチラシが貼ってあるのを見かけたことがありませんか?
こちらを利用すれば、比較的近所に住んでいる方に譲ることができるので、郵送料も抑えることができてオトクです!
必ず広報紙やチラシに問合せ先が書いてありますので、まずは連絡してみてください。

ちなみに…最近ではこうした掲示板がネット上にも登場しています。
地域ごとに分かれたサイトもありますので、もし近所にリアルの掲示板がない場合は、ネットでも探してみてはいかがでしょうか。

3. 一番手間いらず!? 不用品を「引き取ってもらう」方法

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「売れもしないし、譲る相手も見つからない」という時、さらには「売りに行ったり、譲る相手を探したりするのが面倒…」という時は、不用品回収業者に引き取ってもらうのがベスト。
なぜなら、電話一本で都合の良い日に回収に来てくれるから。時間に余裕がない時には本当に助かります。

また不用品回収業者は、種類を問わずに回収してくれる点も魅力。
燃えるゴミであろうが、粗大ごみであろうが、金属であろうが、回収後に業者側が分別してくれます。
いちいち分別して曜日ごとにゴミを出しに行く手間も省けるというわけです。

とはいえ、違法な不用品回収業者も存在しており、「無料回収と書いてあるチラシを見て依頼したのに、高額な処分料を請求された」といったトラブルが多発しているのが実情。
ここでは優良業者の見極め方や費用相場などを紹介していきます。

3-1. 不用品回収業者を選ぶ時のポイント

最初に確かめたいのは、一般廃棄物収集運搬業許可を取得しているかどうか。
この許可を取得せずに回収業を行っている業者はすべて違法です。
違法業者は高額な料金を請求してくる可能性が高いだけでなく、個人情報の取り扱いが不十分な場合や不用品の処分方法も違法である場合がありますから、許可取得の有無は必ず確認しましょう。

確認方法ですが、ホームページの会社概要欄などに許可番号を記載している業者がほとんどです。
もしホームページで確認できない場合は電話してでも確認しましょう。

次に料金設定がわかりやすいかどうかもポイント。
少しでも安い業者に頼みたいというのは当然の心理ですが、「無料回収」などを謳っている業者は特に注意が必要です。
「何が無料で何に費用がかかるのか」を明確に提示している業者を選びましょう。

たとえば、シングルベッドなら◎◎円、ソファなら◎◎円、追加でこういう作業をしたら◎◎円というように細かく料金設定をしているところは安心です。
最近では1トントラックなら◎◎円といった料金設定をしている業者もあります。
そういったところも安心でしょう。

最後に電話対応でも優良な業者かどうかを見極められます。
優良業者であれば、電話で依頼をした時点で不用品のサイズや量を確認して、ある程度の見積もりを出してくれるのが一般的。
回収の流れも丁寧に説明してくれます。

まとめると「許可番号を取得している」「わかりやすい料金設定がなされている」「電話対応が丁寧」、この3つの条件が揃っている回収業者ならまず間違いないでしょう。

3-2. 費用相場

回収費用は、不用品のサイズや重さによって費用が変動する場合がほとんどです。
その他、エアコンなどの取り外しや階段による搬出、解体作業などには別途費用がかかります。
では種類別に費用相場をご紹介していきましょう。

≪小型の不用品≫

■サッカーボールやスノーボードブーツなど小型のスポーツ用品/300円~700円
■フライパン、調理鍋、圧力鍋、まな板/300円~1000円
■毛布、座椅子、折りたたみ椅子、ダイニングチェア/500円~1300円
■衣装ケース1つ分ほどの衣類/300円~700円

≪中型の不用品≫

■スノーボードやスキー板、ゴルフクラブ/500円~1500円
■自転車、三輪車/1000円~2000円
■ホイール付きのタイヤ/1000円~2000円
■テーブル、レンジ台、小型タンス/1500円~3000円
■ビデオデッキ、レンジ、電話、炊飯器、空気清浄機などの中型家電/1000円~5000円

≪大型の不用品≫

■ダイニングテーブル、食器棚、学習机/2000円~4000円
■ルームランナー、サーフボード(ロングボード以外)/2000円~4000円
■シングルベッド/6000円~8000円
■ダブルベッド/8000円~1万円

ただし、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機を廃棄する際は不用品回収業者に依頼しないでください。
環境省は、家電リサイクル券を購入して適正にリサイクルすることを、消費者に対して呼びかけています。

4. 一番手間いらず!? 不用品を「引き取ってもらう」方法

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「不用品回収はちょっと高いな…」と感じたら、自治体にゴミとして回収してもらうのが良いでしょう。
分別して曜日ごとにゴミ出しをするのは手間がかかりますが、粗大ゴミでなければ費用もかかりません。
ただし、粗大ごみがある場合は準備に時間がかかりますので、引越し直前ではなく余裕を持って回収してもらえるように早めの行動を心がけましょう。

では粗大ゴミ回収の料金相場、手順などをご紹介していきます。
細かいルールは自治体により異なるため、必ず粗大ゴミを出す前に確認してください。

≪一般的に回収対象となるもの≫

■最大辺が30cmを超える大型ゴミ
■プラスチック製・木製・金属製の耐久消費財

≪一般的に回収対象外となるもの≫

家電リサイクル法の対象とされている4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機)、パソコン、自動車、オートバイ、タイヤ、ピアノ、耐火金庫など

≪粗大ゴミ処理手数料の相場≫

自治体によって異なりますが、小型家電や小型の家具などであれば500円もかからない場合がほとんど。
ベッドやソファなどの大型家具でも500円~1500円程度です。
そのため、不用品回収業者に依頼するよりかなり安く済むと考えていいでしょう。

≪粗大ゴミ処分までの流れ≫

自治体によって異なりますが、小型家電や小型の家具などであれば500円もかからない場合がほとんど。

  1. 電話やインターネットから、自治体、または粗大ごみ受付センターに回収を依頼
  2. 市区役所の行政施設、またはコンビニ、スーパーなどで手数料を支払い、自治体指定の用紙(シール)をもらう
  3. 用紙(シール)に必要事項を記入し、粗大ごみのわかりやすい場所に貼りつける
  4. 指定された回収日・回収場所に粗大ごみを出す

5. 粗大ゴミでは出せない「エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機・パソコン」の廃棄方法

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家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)では、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の4品目を廃棄する際、所定のリサイクル料金をユーザー側が負担し、家電小売店が回収、メーカーがリサイクルすることを定めています。

またパソコンに関しては資源有効利用促進法により、メーカーによる回収・リサイクルが義務づけられています。

いずれも有効な資源を有効活用するため、そして不適切な廃棄による環境汚染を防ぐための法律。
これら5品目を廃棄する際は適切なリサイクルに協力しましょう。

5-1. エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の場合

新しい製品を買い替える際はその販売店、単純に廃棄する場合にはその商品を購入した販売店へ引き取りを依頼してください。

その際、販売店もしくは郵便局で家電リサイクル券を購入します。
またリサイクル券の他に別途収集手数料が必要となるケースがほとんどです。
ちなみに家電リサイクル券の料金はメーカーごと、商品ごとに異なりますが、1500円~5000円程度。
また収集手数料は2000円程度が相場のようです。

尚、購入店舗がわからない場合は、自治体ごとの指定引き取り場所に自分で持っていくか、自治体の指定業者に引き取りを依頼する必要があります。
この場合も、リサイクル券の購入と収集手数料の支払いが必須です。

5-2. パソコンの場合

対象となるのは、デスクトップパソコン、ノートパソコン、ブラウン管式ディスプレイ、液晶式ディスプレイです。
費用(回収再資源化料金)は「PCリサイクルマーク」がついているパソコンは無料、ついていない場合は3000円~7000円程度をユーザーが負担します。

では回収手順をご紹介していきます。

  1. メーカーに回収を申し込みます。回収するメーカーがない場合は「パソコン3R推進協会」に申し込みます。
  2. メーカーから「エコゆうパック伝票」が郵送されます。
  3. パソコンを簡易包装し、伝票を添付します。
  4. 最寄りの郵便局に持ち込むか、集荷希望の場合は戸口回収を郵便局に依頼。回収再資源化料金を支払います。
  5. 廃棄パソコンが配送され、再資源化されます。

6. まとめ

ここまでご紹介してきたとおり、なかなか手間も時間もかかる不用品の処分。
引越し直前になって慌てるよりも、時間に余裕を持って少しでもオトクな処分方法を選びたいものです。
大事な荷物をダンボールに詰める前に、不用品を洗いだすところから始めてみてはいかがでしょうか?
きっとオトクでエコな結果が待っているはずです。

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