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引っ越しに伴うお片付け

引越しは段取りが命!失敗しない準備のコツ

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心機一転、新天地での生活にワクワクする一方、少し不安なのが引越しにまつわるアレコレ。「どこに住もうかな?」「家の入退去に伴う手続きは?」「荷造りも始めなきゃ…」などなど、やるべきことがたくさんありそうな予感はするけれども、何から手を付けるべきか分からない、という人も多いのではないでしょうか。特に仕事をしている人は、限られた時間をうまくやりくりして引越し準備を進めなくてはなりません。

そこでこの記事では「引越しにまつわるアレコレ」を徹底解剖!引越ししよう、と決めてから引越し当日に至るまで、「やるべきこと」と「必要な時間」をリストアップしました。ぜひ事前にチェックして、効率よく引越し準備を進めましょう。

【目次】

1. まずは引越し先を決めましょう

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引越し先を決めること、すべてはここから始まります。賃貸物件という前提で、新しい住まいを決めるにあたって必要な準備を洗い出してみました。

1-1. 住みたい家の条件を絞り込もう

引越し先を決める上で大切なのは、自分が住みたい家の条件を「絞り込む」こと。新生活への期待から、新しい住まいにも理想がふくらみがちですが、あれもいい、これも外せない…ではいつまでたっても決まりません。結果、不動産屋さんの言いなりになってしまうことも。そこで条件を絞り込むために注意すべきポイントを3つ、ご紹介します。

1-2. 何を優先する?…「通勤時間」

勤め人にとって切っても切り離せないのが、この通勤時間という条件。職場から何分以内の家がいいか、自身の好みと照らしながら決めておきましょう。通勤に使う移動手段も考慮して。自転車通勤であれば駐輪スペースが、自動車通勤であれば駐車場があることを物件選びの条件に入れてください。電車通勤の場合は、乗継の利便性や利用路線の混み具合もチェック。最寄駅が利用路線の始発駅である場合は、座れる可能性も高まります。多少通勤時間が長くてものんびり読書しながら行きたい、というような方にとっては許容範囲が広がることも。

1-3. 「1DKは1Kよりも広い」は間違い?!「間取り」もチェック

続いて考えたいのが、「間取り」。よく聞く1Rの1やR、2LDKのL、D、Kとは一体何なのでしょうか。

解説すると、R=Room(居室)、K=Kitchen(台所)、L=Living(居間)、D=Dining(食事室)。数字は部屋数。キッチンと部屋の間に仕切り戸があれば1K、なければ1Rとなります。つまり1Rならキッチンと部屋が一体化している間取り。2Kなら2部屋+台所となります。次に、KとDK、LDKの違いは以下の通り。

K:キッチンスペースが4.5帖までの部屋。
DK:4.5帖~8帖のキッチンスペースが確保されている部屋。DKとはダイニングキッチンの略です。台所にテーブルを置いて食事できる広さ、というイメージでしょうか。
LDK:キッチンスペースが8帖以上ある部屋です。

1R→1K→1DKの順に部屋の広さやグレードが上がっていく?と思われがちですが、それは間違い。1K、1DKといった表記は単に「キッチンスペース」の広さによって決まるのです。部屋によっては1Kのほうが1DKよりも広いというケースもあるため、物件の下見をする時は間取り図も確認するようにしましょう。

1-4. 自分が払える「家賃」はいくら?「初期費用」も把握すべし

一般的に、家賃は月収の1/3以内に収めるべきと言われており、この金額が契約時の審査基準として支払い能力範囲内の目安となります。また、賃貸物件の契約時は、家賃以外に敷金や礼金、仲介手数料といった初期費用がかかる場合がほとんど。初期費用として合計いくらまで出せるかも確認しておきましょう。

2. 引越し先が決まったら、まずやるべきこと

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晴れて引越し先が決まったら、いよいよ入退去に向けての準備です。そのために必要な手順を大まかに4つ、ご紹介します。

2-1. 計画を立てましょう

まずは引越し当日までのスケジュールを作りましょう。やるべきことを洗い出して、所要時間を把握したら、あとは計画通りにやり遂げるのみです。人間、先が見えないと不安になるもの。ですが先の見通しを立てることで、無用な心配は取り除けます。

2-2. 引越し会社を決めましょう

単身の引越しであれば、荷物の梱包から搬出・搬入まですべて自分でやることも不可能ではありませんが、手間や時間、コストを考えるとやはりプロに任せるのが一番。引越し会社に依頼しましょう。

より安くて安心な会社を探すには、実際に見積もりを出してもらい、対応の良し悪しを自分の目で確認する以外に方法はありません。また1社だけでなく、複数の会社を比較することが重要。ネットの「一括見積もりサービス」を利用すれば、複数の引越し会社の相見積もりが一度に取れて便利です。なお見積もりを取る場合、以下について予め把握しておくとより正確な情報を得られます。

・引越し時期や希望日
・今の住まいと新しい住まいの情報(部屋の階数、エレベーターの有無、間取り、駐車スペースの有無など)
・大型家具や家電の種類・数

2-3. 賃貸契約・役所関係の手続きをしましょう

賃貸住宅には、退去する旨を不動産会社に申告する期限が定められています。多くの場合、退去1ヶ月前が申告期限となっていますが、期限を超過した場合などに1ヶ月分の家賃が発生するケースも。賃貸借契約書に記載されているので必ず確認しましょう。

続いて、転出・転居届をはじめ、市区町村の役所での手続きも必要です。せっかく行ったのに書類の不備で受理されなかった、なんてことになるのは時間のムダ。市区町村のホームページなどで必要な手続きや書類をチェックしてから出かけましょう。

その他、お子さんがいる場合は転校の手続きが必須。学校の先生に連絡します。先に役所で転出届を出さないといけない場合もあるので、市区町村に確認しましょう。

2-4. 住所変更に伴う身の回りの手続きをしましょう

郵便物の転送届けや電気・ガス・水道の手続き(現住居での停止手続きと新居での開始手続き)、NHK・衛星放送・ケーブルテレビの契約変更、新聞や牛乳など配達サービスの契約変更手続きも忘れずに。住所変更はホームページで行なえる場合も多いですが、いつでも出来ると思うと余計、先延ばしになってしまいがち。引越し1週間前を目途に、集中的に行ないましょう。

2-5. 片付け、荷造りをしましょう

引越しのクライマックスとも言えるのが、この片付けと荷造り。膨大な作業量だけに、何もしないでいるとあっという間に時間が過ぎ自分の首を絞めることに。毎日少しずつでも手をつけていくことが大切です。

すべての荷物をそのまま新しい住まいに持ち込む必要はありません。要らないものはこの機会に思い切って捨て、本当に必要なものだけ持って行くようにしましょう。つまり引越しは「断捨離」のチャンス。荷物が減ればその分引越し費用も安く上がります。

荷造りをする上でのポイントは、荷物に優先順位をつけること。荷造りを進めている間も普段の生活がある訳ですから、使用頻度の高いものまで先に梱包してしまうと、引越し前に慌てて開梱するハメに。荷造りは普段あまり使ってないものから始め、毎日使うものは引越し前日または当日まで残しておくようにしましょう。

3. 引越し前日までの準備手順

それでは、引越しを決めてから引越し前日までの手順を時系列で紹介していきます。引越し前日から逆算しているので、計画的に準備を進めるための参考にしてください。

■引越し2ヶ月前:引越し先を決めます。今の住まいが賃貸物件の場合、不動産会社に退去申告をするのもこの頃がベター。同時に複数の引越し会社の相見積もりも取りましょう。

■引越し1ヶ月前:引越し日と新しい住まいの入居日、そして引越し会社を決めます。新しい住まいを契約する際に注意したいのが「入居可能日」。また月半ばの入居の場合に家賃が発生するのか、日割り精算ができるのかなど、家賃のルールも細かく確認しておきましょう。たった1日の差で損することのないよう、場合によっては入居日を調整することも大切です。

■引越し3週間前:今の住まいにある荷物の中から新しい住まいに運ぶものを決めます。不用品は処分を検討。また家具や家電など大きな荷物を処分する際は、市区町村への申請が必要な場合もあるので確認を。逆に家具や家電を新調する場合は、新居の採寸のほかドア・エレベーター等搬入路の広さチェックも必要です。

■引越し2週間前:転出・転居届をはじめとする市区町村への手続きも、この頃には済ませておきたいもの。手続きによっては予め取り寄せなければならない書類もあるので、余裕を持って行ないましょう。また荷造りもこの頃から着手。使用頻度の低いものと高いものに分け、前者から梱包していきます。

■引越し1週間前:電気・ガス・水道の停止や郵便物の転送など、役所関連以外の、住居が変わることに伴い発生する手続きを済ませましょう。

■引越し前日:前日の夜と、当日に使う身の回りものを除き、すべて梱包を終わらせます。冷蔵庫は中身をすべて出し、コンセントを抜いて。洗濯機も、給水ホース・排水ホースの水抜きをしておきましょう。

4. ついに来た!引越し当日にやるべきこと

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スケジュール通りに諸手続きや荷造りを済ませ、ついにここまで来ました。この章では、引越し当日に行なう作業を「今の住まいでやるべきこと」と「新しい住まいでやるべきこと」に分けて説明します。

4-1. 引越し当日・今の住まいでやるべきこと

やるべきことは大きく分けて2つ。「引越し会社への指示出し」と「最後の確認」です。引越し会社の方が到着したら、挨拶をし、その日の流れについて簡単に打ち合わせを行ないます。引越し代の支払い方法もこの時に確認。その他、気を付けて運んでほしい荷物などについても指示を出します。

続いて、ガスの閉栓も、必要に応じガス会社さん立ち合いのもと対応します。当日精算があればその分のお金を用意しておくことも忘れずに。最後に電気のブレーカーを落としておきましょう。

すべての作業が終わったら、積み忘れた荷物がないかチェック。賃貸物件の場合は、不動産会社立ち会いのもと、問題ナシと認められれば鍵を返却します。

4-2. 引越し当日・新しい住まいでやるべきこと

いよいよ新しい住まいへ荷物を運び入れます。搬入忘れがないよう、段ボール箱の数を予め把握しておくと良いでしょう。また、新居での希望のレイアウトをイメージしておくことも大切。それにより、荷物を運び入れる順番も決まってくるので、引越し会社さんに丁寧に指示を出しましょう。

電気・水道・ガスが使えるかどうかも確認。事前に申し込みをしておけば、引越し当日から使えるはずです。ガスの開栓に立ち合いが必要な場合は対応します。

すべての荷物が搬入されたら、段ボール箱の数が足りているか、また破損などがないかチェック。問題がなければ精算を行ない、引越し会社の役目はこれにて終了です(開梱作業が含まれていない場合。契約したサービス内容にもよります)。

すぐに使う身の回りの品だけ開梱し、それ以外は翌日以降でも構いません。この日はゆっくり疲れを癒しましょう。

4-3. 現住居を去る前&新居に入る前にチェックするべきポイント

今の住まいを去る前に、後付けの設備や破損がないかを確認しておきましょう。賃貸契約内容にもよりますが、貸主側の許可なく壁に穴を開けたり、入居時になかった設備などを放置しておくと、退去後に貸主側から室内クリーニング費用や原状回復の料金を請求されたり、敷金から引かれる場合があります。

新しい住まいに入居する前も同様に、室内に不備がないか隅々までチェック。万が一見つけた場合は不動産会社に連絡しておきましょう。賃貸物件の場合、そのまま何も言わず入居してしまうと、退去時に不要な料金を請求され思わぬトラブルに発展することもあります。

5. 引越し後にやるべきこと

引越しが終わったら、スムーズに新生活がスタートできるよう必要な手続きを済ませましょう。ホッと一息つきたい気持ちもわかりますが、これが終わるまであと少しの辛抱です。そこで、引越し後の手続きを速やかに行えるよう、手順をリストアップしました。

5-1. 市区町村の役所などで行なう諸手続き

引越し後14日以内に転入届と住民票の取得を行ないます。運転免許の住所変更や自動車・自動二輪車の登録変更なども早めに済ませましょう。その他、お子さんがいる場合は転校の最終手続きも必要です。

5-2. 梱包資材の返却と不用品の処分

すべての荷解きが完了すると、意外と困るのが大量の段ボールの処理。ほとんどの場合、引越し会社に回収してもらえるので相談してみて。また、転居後に不用品が出てしまった場合も同様に、処分を依頼できないか引越し会社に聞いてみましょう。別途、料金が発生するケースもあります。

6. 「ご近所あいさつ」は必要?――引越し後に気を付けたいこと

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近隣の人や貸主さんには、この先、どんな場面でお世話になるか分かりません。「今時、ご近所付き合いなんて…」と敬遠するのではなく、あいさつはしっかり行ないましょう。近隣にどんな人が住んでいるのかをお互い把握しておくことは、防犯上も役立ちます。洗剤やタオル、お茶、お菓子など500円前後の手土産を持参し、引越し当日もしくは翌日、遅くとも1週間以内には行なっておきましょう。

そして新生活が落ち着いたら、引越しのお知らせハガキを投函してはいかがでしょうか。直接、引越しのあいさつができなかった友人や親戚に、新居に遊びに来てくださいという気持ちも込められるといいですね。

7. タイプ別に伝授!引越しで気を付けるべきポイント

ここまでは一般的な引越し準備の手順を紹介してきましたが、最後に、単身者や女性、カップルなどタイプによって気を付けるべき引越しノウハウをまとめてみました。初めて引越しをする方は特に、知らずに後悔しないよう、ぜひ参考にしてください。

7-1. 単身の場合

初めての一人暮らしなら、持ち出す荷物は極力減らし、引越し費用をグンと抑えましょう。各社が用意している「単身パック」という格安プランを利用する手もあります。家具や家電は引越し後、近くの量販店で揃えるのがおすすめ。購入店の配送・設置サービスを利用することで、タダで搬入してもらえることもあります。

7-2. 女性の場合

引越し会社の男性スタッフとのやりとりに不安を感じる女性も少なくないもの。見知らぬ男性が自宅に上がることに抵抗を覚える女性もいることでしょう。引越し会社の中には訪問見積もりではなく、電話やメール、FAXのみで見積もりを出してくれる会社もあるので調べてみて。すべての作業を女性スタッフだけで行なう「女性専用パック」を用意している会社もあります。また、下着のような、不意に見られたくない荷物に関しては、段ボール箱に「開梱不要」と明記しておくなどの対策も忘れずに。

7-3. カップルの場合

結婚や同棲などを機に、それまで別々に暮らしていた2人が同居を始めるケース。お互いが持っている家具や家電のうち、重複する不要なものを処分することが多くなります。リサイクルショップや住んでいる自治体に早目に相談しておきましょう。また、2人揃って新しい住まいに入居するのか、それともどちらかの住まいにもう一人が引越しするのかによって引越し会社への依頼内容も異なります。前者の場合、それぞれが単身パックを利用するか、1台のトラックで2人の現居を回り新居に向かうという2つの方法があります。

8. まとめ

いかがでしたか?一言で言えば、引越しに必要なのは「計画性」そして「時間」です。引越する!と決めてから、おおよそ2ヶ月もあれば失敗のない引越し計画が立てられます。あとはそのスケジュールに沿って準備を実行していくのみ。仕事との両立はなかなか難しいかもしれませんが、スムーズな新生活のスタートために、日々着実にやり遂げていきましょう。

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