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引っ越しに伴うお片付け

間に合わない!?と焦る前に必読、引越し当日までに荷造りを終わらせるコツ

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「あんなに時間があったのに…」「もっと早くから手を付けておけば…」なんて悔やんでも後の祭り。引越し準備にはタイムリミットがあります。しかも、通常の掃除や片付けと違い、部屋中の荷物を“一つ残らず”処分もしくは梱包せねばなりません。やる気次第でどうにでもなるものではなく、ある程度の時間が絶対に必要なのです。

中には「もう、や~めた!」と開き直り、荷造りが完了しないまま引越し当日の朝を迎え引越し会社のスタッフの方に手伝ってもらうツワモノもいるようですが、追加料金が発生するケースもありますしこれは絶対に避けたいところ。そこでこの記事では、引越しの荷造りを効率よく行なうためのポイントを紹介していきます。何事も先延ばしにしてしまう人は特に必読!これらのコツさえ押さえておけば「荷造りが間に合わない!」と焦ることなく引越し準備を完遂できるハズです。

【目次】

1. 引越し準備を成功させるために、最低限知っておくべきこと

引越し準備を成功させるカギ、それは「段取り」です。引越し準備は大きく2つ「荷造り」と「片付け」とに分かれます。

まず、それぞれの全体像を把握し、作業をリストアップ。次に、一つひとつの作業にかかる所要時間を知りましょう。つまり引越し準備をいつから始めるべきか、あるいは引越し準備のためにどれ位の時間を割くべきかを把握すればいいのです。

1-1. 「一夜漬け」はできません

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学生時代から、テスト勉強は一夜漬けだった…というあなた。今回も発揮すべく温存しているであろう「火事場の馬鹿力」は、残念ながらこの引越し準備においては有効ではありません。というのも、引越し準備につきものの「ゴミ捨て」は自治体によって必ず曜日が決まっているから。ましてや家電や大型家具などの粗大ゴミは、市区役所またはリサイクル業者に依頼し、回収日を予め指定するなど事前準備が必要です。

一般的に、行政サービスとして税金が補われている市区役所の方が、リサイクル業者と比較して回収料金は割安ですが、「家電リサイクル法」対象の4商品(エアコン、テレビ、冷蔵・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)をはじめ、処分できないものが多くあったり、土日の回収は行なっていなかったりとさまざまな制約があります。これらのことからも、引越し準備、特に片付けは一夜漬けでは不可能であることがわかるでしょう。

1-2. 「処分するもの」と「持って行くもの」を仕分けする

まずは仕分けを行ないましょう。部屋中の荷物を「捨てるもの」と「新居へ持って行くもの」に分けるのです。もう要らないものは言うまでもなく、この先、使うか使わないか分からないものは思い切って捨てる。そう、引越しは“断捨離”のチャンスなのです。

家電や大型家具などの粗大ゴミについては、前述した通り、市区役所もしくはリサイクル業者に処分を依頼しましょう。どちらが安く回収してくれるかは商品によっても異なるので、自分が住んでいる自治体のホームページで調べたり、リサイクル業者に問い合わせてみましょう。

これらの処分は遅くとも引越し2週間前には終えておきたいものですが、どうしても間に合わない場合は一度は荷物として運び、引越し先で捨てるという手もあります。もしくは、引越し業者の中には不要な荷物を有料で引き取ってくれる会社もありますので一度相談してみるのもいいかもしれません。

1-3. 荷造りを効率よく行なうための「順番」

鉄則の一つが「使わないものから荷造りを始めること」。荷造りを進めている間も普段の生活がある訳ですから、使用頻度の高いものまで先に梱包してしまうと、引越し前に慌てて開梱するハメになります。そこで、荷造りの順番を使用頻度別に解説すると以下の通り。

(1)季節性のあるもの:クリスマスツリーやスキー・スノーボード用品など、1年のうち特定の期間しか使わないものは迷わずどんどん荷造りしていきましょう。

(2)めったに使わないもの:ホットプレートや土鍋、今とは反対の季節の衣服など、日用品ではあるものの引越し期間中になくても困らないものも、早めに梱包して構いません。

(3)時々使うもの:1週間ぐらい前から引越しまでのスケジュールを考え、使うのか使わないのかを判断して梱包していきます。当日までに使うかも…と心配な場合は、ダンボール箱のフタを閉じずに開けておけば良いでしょう。

(4)よく使うもの:引越し前3~4日の間に着る衣服や仕事で使うもの、毎日使う調理器具、洗顔用具などは最後まで梱包せず出しておきましょう。よく使うと言っても、例えば冬場の加湿器など、引越し準備という限られた期間なら我慢できるものようなものは荷造りしてOK。このあたりになると、本当に使うか、それとも梱包しても困らないかを判断しながら進めていく必要があります。段ボール箱を置くスペース確保のためにも、“最後まで残すもの”は極力減らすことがベターです。

2. 無駄な時間や手間を省くためのポイント

荷造りの順番を把握したら、いよいよ作業。実際に梱包していきましょう。ここでは、荷造りにおけるポイントをまとめてみました。

2-1. 思い出にふけるのはやめよう

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荷造りを阻む最大にして最強の敵とも言えるのが、卒業アルバムや昔の雑誌など「懐かしアイテム」との遭遇。「ちょっとだけ…」のつもりが、気が付いたら何時間も経っていた!という苦い経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

これら懐かしアイテムも「めったに使わないもの」のうちの一つ。最も早く梱包してしまうか、思い切って処分するに限ります。そしていずれの場合も、絶対に中身を見ない!という鉄の掟を自らに課した上で触るようにしましょう。

2-2. 「アイテム別」荷造りノウハウ

食器のような割れものは、1つずつ紙に包み、段ボール箱へ。隙間は丸めた新聞紙やタオルを敷き詰め、運搬の際に割れることのないようにしましょう。また、意外と忘れがちなのが電子レンジの耐熱皿。ガラス製が多いので、これも忘れずに緩衝剤に包み、割れものとして扱いましょう。

運ぶ時に困るものと言えば、衣装ケースやタンスのフタ。傾けても中身が飛び出さないようしっかり止めておくこと。ちなみにガムテームを貼ると跡が付いてしまうことがあるので、できればビニールひもでケースまたはタンス全体をぐるりとくくるようにすると良いでしょう。

段ボール箱の大きさは特に問いませんが、気を付けるべき点を一つ挙げるならば、本はできるだけ小さ目の箱に入れた方が良いということ。1冊1冊は軽く思える文庫本であっても、隙間なく詰め込んだ箱は非常に重くなるのです。

2-3. あると便利な道具たち

段ボール:1人暮らしで20枚、2人暮らしで40枚程度は最低でも必要です。また、前述したように大小いろいろなサイズを用意しておくとより良いでしょう。割れものシールもあると便利です。

軍手:怪我をしないよう、軍手も用意しておきましょう。段ボールを触り続けて手が乾燥し、滑りやすくなるのを防ぐ効果もあります。

新聞紙、梱包資材:食器や壊れやすいものなどを梱包したり、隙間を埋める緩衝材として使います。

ガムテープ:布テープはハサミがなくても手で切りやすく、また重ね貼りもしやすいためおすすめです。

ビニールひも:雑誌や本を束ねたり、コード類をまとめたりする上で大変重宝します。

油性ペン:段ボール箱の中身を書くのに使います。箱を積み上げた状態でもどこに何が入っているのかわかるよう、フタ部分だけでなく箱の側面にも書くように。引越し後、荷物を運び入れる際に便利です。また女性の場合、下着類など引越し業者に見られたくないものは「開梱不要」と書いておくようにしましょう。

3. 引越しまでの日数別・荷造りスケジュール例

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単身者の場合は引越し日から3週間前、家族世帯の場合は1ヶ月以上前には準備を始める必要があります。ここでは単身者を想定し、3週間前からの段取りを大まかにスケジューリングしてみました。参考にしてください。

3-1. 引越し3週間前

「要るもの・要らないもの」の分別を始めましょう。粗大ゴミを処分したい方は、市区町村かリサイクル業者への依頼を開始。引越し日に間に合うよう、回収日を決めておきます。また引越し準備に使う道具や工具を用意し、「季節性のあるもの」「めったに使わないもの」から荷造りを始めていきます。

3-2. 引越し2週間前

冷蔵庫の中の食品を徐々に消費していきましょう。新しい食材を出来るだけ買い控え、2週間以内に食べ切れるもののみ買うようにするのもこの頃から。

3-3. 引越し1週間前

この頃になると、荷造りや片付けもだいぶ進み、毎日大量のゴミが出ます。各自治体ごとの燃えるゴミの日と燃えないゴミの日を把握し、計画的に出すようにしましょう。ルールを無視して出すのは絶対にNGです。またこの頃から「時々使うもの」を梱包していきます。

3-4. 引越し3日前~前日

「よく使うもの」を、梱包しても困らないか否かを判断しながら順に荷造りしていきます。衣類や下着、飲料用のコップなど、引越し当日まで必ず使うもののみ残すようにしましょう。また洗濯機と冷蔵庫の水抜きも、前日までには終わらせておきます。

3-5. ピンチ時の裏ワザ!どうしても終わらない時は…

「やばい!これは徹夜でやったとしても終わらないぞ…」そう判断したら、できるだけ早めに引越し会社に連絡しましょう。引越し会社の方が家に到着してから発覚するよりは、事前に何かしらの手を打てるかもしれません。たとえば大きな荷物やかさばるもののみ運んでもらい、それ以外は宅急便で送るという手段もあります。

出張など、しばらく家に居られない事情があり引越し日までに荷造りが終わらないことが予めわかっている場合は、今住んでいるアパート・マンションの引き渡し日を引越し日より先にしておくことをおすすめします。そうすることで、とりあえず必要なもののみ新居に運んでもらい、不要なものの処分や後片付けは比較的余裕を持って行なうことが出来ます。不動産会社への退去申請の時に相談してみましょう。

4. よりスムーズな引越しのために、+αしておきたいこと

最後に、よりスムーズな引越しのために気を付けたいポイントをまとめました。この極意を実践し、要らぬ手間に苦労することのないようにしましょう。

4-1. 引越し当日の「荷物にまつわるトラブル」あるある

腕時計やお気に入りのアクセサリー、はたまた預金通帳や印鑑など。細々としたこれらの荷物を、引越しのどさくさに紛れて失ってしまうのは大変残念なこと。貴重品や高価な貴金属は荷物の中に入れず、自分で管理するようにしましょう。引越し当日、肌身離さず身に着けるウエストポーチやミニバッグを事前に決めておき、その中に入れておくとよいでしょう。

4-2. スムーズな新生活スタートのために

新しい住まいの家具のレイアウトはある程度考えておきましょう。新居への荷物搬入日に、引越し先の間取り図を引越し業者に渡し、どこにどの家具や家電、段ボール箱を運び入れてほしいのかを丁寧に指示します。これだけでも、引越し後の荷解きやものの配置がだいぶラクになるはずです。

また、引越し後、意外と頭を悩ませるのがコード類。一度製品から無作為に外してひとまとめにしてしまうと、どのコードがパソコンなのか、テレビなのか、DVDデッキなのかわからなくなりがちです。そうならないように、製品ごとに束ねた上で「PC」「TV」といった目印を付けておくと良いでしょう。さらに、どの端子につなぐコードであるのか、番号シールを貼っておくとより便利です。

5. まとめ

いかがでしたか?引越しの荷造りは、一夜にしてならず。計画的に進めていくことが肝要です。ポイントをまとめると

■間に合わないとわかっている場合は、現居の不動産会社への引き渡し日を引越し日より後にしておこう
■引越し準備は3週間~1ヶ月前からスタートしよう
■粗大ゴミは引き取り業者・回収日を事前に選定する必要アリ
■荷造りは「使わないもの」から順番に
■もう無理だ!と判断したら、できるだけ早く引越し業者に連絡すべし

の5点です。焦ると冷静な判断ができなくなり、進むはずの荷造りも進みません。まずやるべきことを把握し、計画的に引越し準備を成功させましょう。

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